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ボタンちゃん

ボタンちゃんはブラウスの一番上にとまっています。ボタンちゃんのなかよしは、なんといってもボタンホールちゃんでしょう。ところがある日、ボタンちゃんをとめていた糸が切れてしまい……。

 


【みどころ】
『博士の愛した数式』などで人気の小川洋子先生初の絵本。小川先生は、子どものころにボタンが上手くはめられなかったことから、このお話を考えられました。ボタンちゃんと忘れられた「思い出たち」の心温まる物語。

小川 洋子 作
岡田 千晶 絵
PHP研究所
定価:1,404円(税込)

ひみつのきもちぎんこう

いじわるや自分勝手をすると黒コインが、勇気を出したり努力すると、ピカピカの銀コインがたまるきもち銀行。ある日、ゆうたの所にきもち銀行から手紙が届いた。通帳が満杯になるとどうなるの?

 


【みどころ】
きもちを預かる銀行の話でおます。ほんまに思うてるのと違う〔うそきもち〕は黒コインがたまりますさかい気ぃつけなはれや。まあとにかくおもろい話やから読んでみなはれ! ひみつのきもちぎんこう番頭

ふじもと みさと 作
田中 六大 絵
金の星社
定価:1,188円(税込)

みずたまのたび

ネコの水入れに残った一粒のみずたまが、空にまいあがり、雲にのり、雨になって、土の中へ……。身近な「水」が、さまざまに姿を変えながら地球をめぐります。とびきり美しく、洗練された絵本。

 


【みどころ】
フランス「科学の本」賞受賞作家が描く美しい絵本。『ぼくはここで、大きくなった』に続き、グラフィック・センスが光ります。やさしい言葉で語られた本書は、水を通して自然の美しさや不思議を知ることができます。

アンヌ・クロザ さく
こだま しおり やく
西村書店
定価:1,404円(税込)

アリとくらすむし

アリのくらしをのぞいてみると、いろんな虫たちがアリといっしょにくらしている。アリからえさをもらう虫、アリの幼虫をこっそり食べる虫……。アリと虫たちのふしぎな関係を紹介する科学絵本。

 


【みどころ】
アリのふりをしてアリからえさをもらったり、アリに気づかれずにこっそりくらしたりと、ふしぎで奇妙な虫たちがたくさん登場! 身近なところに、こんなにふしぎな世界があるのかというおどろきがいっぱいの1冊。

島田 たく 写真・文
ポプラ社
定価:1,296円(税込)

二日月

あたしの妹、1歳の芽生。ミルクを飲んでも吐いてしまう。ハイハイもおすわりもできないし、大きくなれないの? 障がいのある妹と共に生きる主人公の心のゆれ、家族のつながりをあたたかく描く。

 


【みどころ】
「障がいのあるひとたちと生きる」物語は多く出版されていますが、本書は姉妹の関係で描くはじめての物語。「子どもの目線」で障がいと向き合い、自分の心とも向き合う主人公の姿は心の奥深くに響きます。

いとう みく 作
丸山 ゆき 絵
そうえん社
定価:1,404円(税込)

さかさ町

リッキーとアンは〈さかさ町〉で一泊することになりました。そこでは建物も看板も上下さかさま。野球は点数が少ないほうが勝ちだし、お店では物とお金をくれます! おどろきがいっぱいの物語。

 


【みどころ】
見ためもルールも、ふつうと反対。ふだんあたりまえと思っている常識がひっくりかえると、いままで気がつかなかったことに気づいたり、世の中がちがって見えてきたりします。おもしろくて、発想が自由になる本です!

F.エマーソン・アンドリュース 作
ルイス・スロボドキン 絵
小宮 由 訳
岩波書店
定価:1,512円(税込)

木のすきなケイトさん : 砂漠を緑の町にかえたある女のひとのおはなし

ケイトさんは森のなかで遊び、木がともだち。木の勉強が大好きでした。大学を卒業して、教師として働くことになったケイトさん。着いた町サンディエゴで目に入ったものは、砂漠の町でした。

 


【みどころ】
1857年 に生まれ、女性としてはじめて科学の学士を取ったケイトさん。木の勉強を続け、だれも思いもしなかった砂漠の緑化計画を実行します。夢をもち、決してあきらめないで行動するケイトさんがすてきです。

H.ジョゼフ・ホプキンズ 文
ジル・マケルマリー 絵
池本 佐恵子 訳
BL出版
定価:1,728円(税込)

コロッケ先生の情熱!古紙リサイクル授業

「コロッケ先生」こと小六信和さんは、小学校や中学校を回り、古紙リサイクル授業を続けています。コロッケ先生の情熱人生を通して、身近なリサイクル活動の大切さをわかりやすく紹介します。

 


【みどころ】
この本を読めば、きみも今日から「リサイクル博士」! 新聞や牛乳パック、紙の箱など、身近にある紙をリサイクルでよみがえらせる方法をコロッケ先生がわかりやすく教えてくれます。(著者/中村文人)

中村 文人 文
佼成出版社
定価:1,404円(税込)

茶畑のジャヤ

クラスで孤立していた周は、祖父といっしょにスリランカへ行った。そこで出会った茶摘みの手伝いをする少女ジャヤの民族の誇りと希望に勇気づけられ、周は強い気持ちをもって日本に帰ってくる。

 


【みどころ】
内戦のことを語りながら「たくさん想像できる人は、人を殺さない」、「想像力って、人を好きになるためのものかもしれない」とも。格言ともいうべきフレーズが随所に見られ、読者の生き方を支える指針となります。

中川 なをみ 作
鈴木出版
定価:1,620円(税込)

ワンダー

生まれつき顔に障害がある少年オーガストは、10歳ではじめて学校に通いだす。酷いいじめや差別を受けながらも、真の友情を見つけ、家族愛に支えられ成長する姿を描いた、心ふるえる感動作。

 


【みどころ】
顔に問題を抱えた少年が、周囲の人から受ける心ないいじめに打ち勝ち、友だちを見つけ成長していく話です。この本にはたくさんの格言がつまっています。あなたの心に響く言葉がきっと見つかるはず。(訳者/中井はるの)

R・J・パラシオ 作
中井 はるの 訳
ほるぷ出版
定価:1,620円(税込)

ここで土になる

熊本県五木村。ダムに沈む村からみんながひっこしていっても、おじいさんとおばあさんが、愛する郷土に残り、畑を耕し石をひろい、銀杏の木を守り続けるひたむきな姿を描く。感動のノンフィクション。

 


【みどころ】
大西さんは、「これでいいのか」と自分が疑問に思ったことを、何十年も追い続け本にしました。五木村に残った二人は80年以上、ここに暮らし続けています。二人の気持ちや年月の長さを想像しながら読んでいただけたら。

大西 暢夫 著
アリス館
定価:1,512円(税込)

大村智ものがたり : 苦しい道こそ楽しい人生

智少年は農作業を手伝い、サッカーなどのスポーツもする活発な少年だった。「いつか人の役に立つ仕事をするぞ」と考えていたが、やがて成長し、微生物の研究に熱中するようになり…。

 


【みどころ】
夜間高校の先生のときに学び直しを決意、研究者になってついにノーベル賞を受賞した大村智先生の波乱に富んだドラマ。自然と親しみながら成長し努力を惜しまなかった研究人生には胸を打たれます。

馬場 錬成 著
毎日新聞出版
定価:1,188円(税込)

ABC! 曙第二中学校放送部

廃部寸前の弱小放送部に、超絶美少女の転校生がやってきた…! 個性的なキャラクターたちが織りなす不器用な生き方と、真剣勝負の友情。少し勇気を出して、自分の足で歩いてみたくなる物語。

 


【みどころ】
「放送部なめんな」――。筋トレランニング発声練習。滑舌訓練に番組作り。寄せ集めの部員たちがコンクール目指して走りだす。妨害にも負けるものか。彼らの声の届く先を、共に追いかけてみませんか。(著者/市川朔久子)

市川 朔久子 著
講談社
定価:1,620円(税込)

白いイルカの浜辺

野生のイルカの調査中、行方不明になった母。浜辺で傷ついたイルカの子を見つけたカラは、この子が助かれば自分の母も帰ってくると信じた。少女のいちずな思いが周囲の人たちを動かして……。

 


【みどころ】
一頭の野生のイルカを通して、人と人のつながりが見事に描かれる。きれいごとではすまない現実の中、自分たちの力で、できる限りのことをしようと努める人々の姿が心を打つ。作者は、元獣医で、動物の描写も秀逸。

ジル・ルイス 作
さくま ゆみこ 訳
評論社
定価:1,728円(税込)

生きる : 劉連仁の物語

1944年9月日本軍により中国から連れ去られた劉連仁。苛酷な炭坑労働から逃亡し北海道の山中を13年間も生き抜いた。奪われた人としての尊厳と生きる意味を取り戻すための孤独な闘いの記録。

 


【みどころ】
人間の尊厳を踏みにじる戦争の姿を見つめ、二度と悲劇を繰り返さないために、今こそ伝えたい真実に基づく物語です。困難な中でも希望を失わず、誇りを持って生き抜いた劉さんの命の強さと誠実さに心揺さぶられます。

森越 智子 作
谷口 広樹 絵
童心社
定価:1,728円(税込)

タスキメシ

将来を期待されながらも怪我で陸上の道を諦め、料理に没頭する兄・早馬。ずっと兄の背中に憧れ、後ろを走っていた弟・春馬。一度別れた二人の道は、駅伝の聖地・箱根で再びひとつになるのか?

 


【みどころ】
駅伝と料理が並走する斬新な物語。どちらも心をつないで温かい。様々な愛に涙がこぼれました。増田明美さん(スポーツジャーナリスト)ほか、各界から大声援、続々!

額賀 澪 著
小学館
定価:1,404円(税込)

ハーレムの闘う本屋 : ルイス・ミショーの生涯

人が誇りをもって生きるために必要なこととは?権力、差別に屈することなく、ニューヨークのハーレムで全米一の黒人専門書店をつくりあげた男の生涯。朝日・毎日・読売新聞ほかにて紹介される。

 


【みどころ】
読むうちに胸が熱くなってきました。この本が問いかけていることは黒人の問題だけではない。現在の日本にもほとんどそのままあてはまる問題がここには提示されていると思いました。(『ゲド戦記』翻訳者/清水眞砂子)

ヴォーンダ・ミショー・ネルソン 著
R・グレゴリー・クリスティ イラスト
原田 勝 訳
あすなろ書房
定価:1,944円(税込)

シンドラーに救われた少年

第二次大戦中のドイツ。ナチスのユダヤ人虐殺が敢行されるなか、実業家シンドラーはコネや賄賂などあらゆる手段で千人を超えるユダヤ人を助けた。自分の身も顧みず危険を冒した勇気の理由とは?

 


【みどころ】
シンドラーは戦争景気で成功した実業家。ごく普通のお金が好きな人間でした。その彼がなぜ莫大なお金を使いユダヤ人を守ったのか。最悪の状況でも自分の倫理を失わなかった彼の生き方を辿ってみてください。

レオン・レイソン 著
古草 秀子 訳
河出書房新社
定価:1,782円(税込)


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