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「指定図書」の発表につきましては9月上旬を予定しております。

※すべて税込価格

「みどりバアバ」

花屋の店番が好きで、大きくておいしいコロッケを作ってくれたみどりバアバがしんだ。こうくんは涙が出てきたけれど、花の栄養たっぷりのむらさきのシミがあるみどりバアバの手をさわって……。

【みどころ】
色とりどりの花や、はたらくよろこび、大好きな人といるうれしさが、絵からもあふれています。その先にある死と向き合ったこうくんは……。大切な人はのこされた人の中に温かく生きつづけるという思いが伝わります。

ねじめ正一 作
下田昌克 絵
童心社
1,540円

「宇宙人がいた」

家に帰ると、へんな人がいた。ぜんしん銀色に光り、目はハンバーグくらい大きい。うわっ、どうしよう……。突然、オンボロUFOでやってきた宇宙人コスモと、少年ケンタロウの友情物語。

【みどころ】
ケンタロウの家庭教師をすることになったコスモ。眠ることはないけど夜は一切働かない。食事はしないけどカレーは大好き。いつも無表情だけど手は少しあたたかい。どこかにくめない宇宙人と小さな友情がめばえます。

やまだともこ 作
いとうみき 絵
金の星社
1,320円

「アパートのひとたち」

女の子が、アパートの各階のドアを見て、住人を想像してみる。泥棒一家にサーカス団、吸血鬼など、珍妙な住人の部屋の中は、おもちゃ箱をひっくり返したよう。ページに広がる奇想天外な空想世界を楽しむ絵本。

 

【みどころ】
細部まで描き込まれた色彩豊かなイラストが魅力的な、子どもから大人まで楽しめる絵本。読む人の想像力次第で広がる世界は無限大。見開きのどこかに描かれたハムスターを探す遊びもあり、100回読んでも飽きません!

エイナット・ツァルファティ 作
青山南 訳
光村教育図書
1,650円

「地球がうみだす土のはなし」

土の「ざいりょう」は、火山の灰や砂つぶ。そこに雨がふり、生きもののかけらやフンがまざると、土がうまれます。なん千年、なん万年もの時間をかけて、土は、ゆっくり土になってゆくのです。

 

【みどころ】
草や木は、土から水やえいようをすって大きくなります。虫や動物がそれを食べます。その虫や動物を食べる生きものもいます。土のおかげで、生きものは元気にくらし、いのちがつきると、土のざいりょうになるのです。

大西健夫、龍澤彩 文
西山竜平 絵
福音館書店
1,430円

「サステナブル・ビーチ」

七海少年がビーチで見つけた、きれいでカラフルなつぶつぶ。その正体はプラスティックだった。たったひとつしかない海を守るため、山へ、川へ――。七海の「夏休みアクション」が始まる。

 

【みどころ】
海洋汚染の現実やアーティストの作品にふれて、七海は自分になにができるか考えます。やり方はアイディアしだい。正解はありません。七海の思いえがく世界に、今度はあなたの思いを重ねてみませんか。

小手鞠るい 作
カシワイ 絵
さ・え・ら書房
1,540円

「江戸の空見師 嵐太郎」

いつか、だれもが空見(=天気予報)を必要とする時代が来る! 江戸に生きる空見の得意な少年・嵐太郎が、信念をもって歴史に残る大事件にいどむ、幕末フィクション!

 

【みどころ】
幕末の史実をもとにした爽快なストーリー! 素直な嵐太郎を応援したくなります。また、今あたりまえに利用している技術がなかった時代に、知恵と経験で生活を営んでいた人たちの努力や工夫も、胸を熱くさせます。

佐和みずえ 作
しまざきジョゼ 絵
フレーベル館
1,540円

「お話のたきぎをあつめる人:魔法の図書館の物語」

だれもいないお城で、魔法の図書館を見つけた本好きの女の子ステレは、村の人たちにお話を聞かせるようになります。でも、物語をにくむ魔女が、のろいを送りつけてきて…? さし絵がたっぷりの、ふしぎなおとぎ話。

 

【みどころ】
子どもの本に造詣の深いオランダの妃殿下が、人気作家とともに書いた、ふしぎなおとぎ話。名手・佐竹美保のさし絵が60点以上入っていて、中でも、魔法の図書館や「物語の世界」を描いた絵は、忘れられない印象を残します。

ローレンティン妃、パウル・ヴァン・ローン 作
西村由美 訳
佐竹美保 絵
徳間書店
1,540円

「星空をつくるプラネタリウム・クリエーター大平貴之」

大平貴之さんは、本物の星空を再現するためにプラネタリウム投影機「メガスター」をつくりました。完成までには、何度も失敗を重ねましたが、大平さんとその仲間たちは、けっしてあきらめませんでした。

 

【みどころ】
2019年8月、埼玉のドーム球場で大平貴之さんがつくった世界最大のプラネタリウム投影機「ギガニウム」の投影が行われました。約一万人が、ドームの天井に映しだされた美しい星空をながめ、感動しました。

楠 章子 作
文研出版
1,540円

「世界とキレル」

中2の舞は、夏休みにある特殊な指導をする合宿に参加することになった。スマホをとり上げられるなど始めはその指導方針に反発した舞だったが、仲間との自然生活の中で鮮やかに変わっていく。

 

【みどころ】
中2の舞が参加することになった夏の合宿は、スマホだめ、スナック菓子だめなど、厳しい規則の中で共同生活をするものだった。耐えきれなくなった舞は脱走するが、山の中で落下し動けなくなってしまう……。

佐藤まどか 著
あすなろ書房
1,540円

「零から0へ」

戦後、一家を支えるために大学をやめ鉄道総局の研究所に入所した聡一は、軍出身の技術者たちを手伝い、新幹線の開発に没頭する。様々な人が過去を乗り越え、未来へ向かう姿を描いた希望の物語。

 

【みどころ】
東京と大阪を四時間半で結ぶ──当時ほとんどの人から「絶対不可能」と言われたことをやりとげられたのは、関係者たちのどんな思いのためだったか。年齢、立場、過去の違う人物たちが一つになっていく様子が圧巻です。

まはら三桃 著
ポプラ社
1,760円

「きみのいた森で」

大好きな祖父をなくし、落ちこんでいたスチューイ。エリーという少女に出会い、元気を取り戻すが、突然エリーが森で消えてしまい…一体何が起こったのか?! パラレルワールドを描くミステリー。

 

【みどころ】
森で遊んでいる時、突然消えてしまったエリー。スチューイの世界ではエリーが消え、エリーの世界ではスチューイが行方不明になっている。二つの世界が存在するのか? 謎を解く鍵は「秘密の書」に記されていた!

ピート・ハウトマン 作
こだまともこ 訳
評論社
1,760円

「大切な人は今もそこにいる:ひびきあう賢治と東日本大震災」

著者は東日本大震災で親族を失い、実家のお寺が避難所となる。被災した人と触れ合い、話を聞きながら、大切な人を失う哀しみの意味を、賢治の「永訣の朝」や『銀河鉄道の夜』とともに考える。

 

【みどころ】
災害で大事な人を失う、それはいったいどういうことなのでしょう。一人の死であっても家族や恋人などにとってはかけがえのないひとりを失うことです。震災後10年を迎え「死」についてしっかりと考えさせてくれる本。

千葉 望 著
理論社
1,430円

「武器ではなく命の水をおくりたい 中村哲医師の生き方」

30年以上にわたり、アフガニスタンで人道支援にあたった中村哲医師。「武器ではなく命の水を」。砂漠を緑地化して多くの命を救った中村医師の生涯をたどりながら、その生き方、考え方を学びます。

 

【みどころ】
中村先生はクリスチャンでしたが、現地の人が信じるイスラム教に敬意をもち、モスク(寺院)やマドラサ(神学校)を築きました。その活動には、人種や宗教の違いを超え平和な社会をつくるためのヒントが詰まっています。

宮田 律 著
平凡社
1,540円