
第37回/高等学校の部/優秀賞
「七月を涙が光らせて」
松橋汐里(静岡県 浜松学芸高等学校2年)
「七月の波をつかまえて」(岩波書店)
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陰鬱なジュイエと明快なサマーを光と影として描きました。しかしサマーにもつらい思いがあり明るい心にも影があるというテーマは誰の心にも響くと感じます。影であったジュイエがサマーを支え二人が波に乗る場面では思わず涙を流しました。光と影は水面のように蠢きながら誰の中にも存在します。それを涙を零す私自身の肌の上の光と影で表現し、笑う二人を押し出す波はいつかの涙なのかもしれない、と思いこの作品を描きました。