第33回/高等学校の部/佳作

「繋ぐ」

 桑原扶結香(島根県立出雲高等学校1年)

「きみのいた森で」(評論社)


 エリーとスチューイがお互いを想う気持ちの暖かさが特に印象的だったので、ピンクや黄色など明るくて暖かい色を主に使いました。また、森のテントは木ではなくリボンを描くことで、そこが2人の想いを繋ぐ場所であったことを表現しました。
 作中ではスチューイへの注目が多かったですが、エリーも2人の再会を強く願っていたと思います。そのような心境を想像してエリーの表情を工夫しながら描きました。