第33回/高等学校の部/優良賞

「壁の先へ」

 安藤桃花(茨城県 土浦日本大学高等学校2年)

「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」(新潮社)


 この本は、人種・民族間の差別、ジェンダーや多様性を知って成長していく親子の物語です。その中で私は国を超えた多様性について心に残りました。自国での常識は他国では非常識ということもあります。外国の人と手を取り合って仲良くすることは簡単ではありません。文化や習慣を知り違いを受け入れるという見えない壁を越えた先に平等が成り立ち、「本当に」仲良くできるのだと思いました。そしてこれを絵に表してみました。