第24回/中学校の部/優良賞
「園の中心で」
藤本 遥香(石川県白山市立笠間中学校 2年)
「時計坂の家」(リブリオ出版)
私は主人公の「おばあさんに会いたい」という強い想いを、不思議な世界に立ち向かう姿で表現しました。
「ここなら会えるかもしれない」。そんな主人公の希望が伝わるように、主人公に上を向かせて、風が吹いている感じを出しました。
左上の時計草という懐中時計の花は、主人公がこの世界に迷いこむきっかけであり、広がる世界の象徴です。さらに、絵をゆがませることで今にも吸いこまれそうな不思議な雰囲気を表現しました。