第24回/高等学校の部/優秀賞

「アーケードの先へ」

 武藏 知広(香川県立高松工芸高等学校 2年)

「最果てアーケード」(講談社)


 このお話は、アーケードに住む女の子が、いろいろなお店の主人と接し、つらい過去を思い出しながらも前を向いて歩いていく物語です。小さなアーケードのこぢんまりとした雰囲気や、人と人との支え合うやさしさ、時には悲しい思いが伝わって主人公の気持ちに共感しました。
  クレヨンのでこぼこを使って、過去と未来の女の子を描きました。アーケードの奥の「未来」を表現している光を描くのが難しかったです。