第21回/中学校の部/優良賞

「想い出が織りなす幸福」

 木本 小百合(大阪市立堀江中学校 1年)

「ドリーム・ギバー:夢紡ぐ精霊たち」(金の星社)


 私はこの絵に、悲しい過去を持つ少年ジョンのやすらぎの時間の様子を描きました。壊れそうな心を支える、勇気や人の思いやりに感動しました。また、「夢紡ぐ」の言葉をこめて、背景は、素晴らしい思い出を秘めた物と糸を紡ぎ、パッチワークを想像して描きました。作者は、「イマジネーションや記憶には心を癒す力がある。」と言っています。私は、この言葉を元に自分の将来や大切な人への思いを考えようと思いました。まさに、光の本でした。