第19回/小学校高学年の部/優良賞

「白い大地に羽根が舞う」

 勝木 聖良(愛知県岡崎市立六ツ美西部小学校 6年)

「かようびのよる」(徳間書店)


 「かようびのよる」この本を読んで、わたしはいろいろ想像がふくらみました。わたしが考えた物語はこんな感じです。とある外国の森に、しんしんとふりつもる雪。じっと目をこらすと、ふわふわした羽根が雪にまじってふってきました。やがて、その羽根は、雪にとけて、白い大地をおおっていきます。野うさぎたちは、ふしぎそうにその光景をながめていましたが、雪がうれしいのか、ころころ走り回っています。そんな火曜日の夜でした。