第62回小学校低学年の部 最優秀作品

「まるちゃん大すき」
 山形県南陽市立中川小学校 1年 冨樫 奏絵

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

 

「うわあ、ダンゴムシがいっぱあい。」

はたけにくさむしりにいったら、そう大くんが見つけたよ。みんなで手にのせてさわっていたら、せなんくんが、

「ダンゴムシってなにをたべるのかなあ。」

っていった。かなちゃんが、

「はっぱじゃないの。」

っていうから、わたしのとうもろこしがたべられちゃうってしんぱいになったよ。すぐに先生からずかんをかりて、ダンゴムシがなにをたべるのかをしらべたら、おちばをたべることがわかってあんしんした。そうしたら、もっとダンゴムシのことがしりたくなったよ。

 わたしがこの本を気にいったのは、まっ白なまるちゃんを見たからだよ。まるちゃんは五十ぴきのきょうだいとおかあさんのおなかから生まれたんだね。わたしはダンゴムシの赤ちゃんを見たことがないから、まるちゃんがとってもふしぎだったよ。それは、小さくて白くて、でもおかあさんとそっくりで、からとあしがたくさんあるところ。だから、生まれてすぐに、もうまるくなったり、ちょこちょこあるいたりできるんだね。ダンゴムシはえびやかにのなかまだということやおかあさんのうんちをたべることや七かいくらいだっぴをして大きくなることもわかった。

 わたしは、ダンゴムシのまんまるになるところと、手にのせるとちょこちょこのぼってきて、くすぐったいけどかわいいところが大すき。まるちゃんがたびのときにひっくりかえったときも、水てきにはまったときも、だっしゅつできたのは、からだをまんまるにできるからなんだね。それから、なぜおちないのかなあとおもっていたら、あしの先につめがあったよ。だから、ありにとおせんぼされたときも木からおちなかったんだね。

 まるちゃんのことがわかったから、ますますかわいくなったよ。みんなにもおしえてあげたいな。たびのじゃまをしないようにするから、これからもときどきさわらせてね。

 

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

 

●読んだ本「ダンゴムシの親子:まるちゃん、たびにでる」(旺文社)
麻生かづこ・文 新開孝・写真

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

※無断での転用・転載を禁じます。