第28回/中学校の部/優秀賞

「大切な人を描いて」

 加藤 ひろな(三重県鈴鹿市立白子中学校2年)

「世界地図の下書き」(集英社)


 これから高校生になるために私は、いつも一緒にいる仲間と別々の道を歩んでいく。たとえ別々に大人への道を進んでいったとしても、たくさんの人に会って「その中でね、私たちみたいな人が、どこかで絶対に待ってる。」この表現に強く心を打たれたから、自分の手でそれを描きながら、ここからそれぞれの色の道を作っていく自分達を表現した。手で描いていく大切な人の姿を表現するのに苦労したが、この絵の様に私は前向きに進みたい。