第27回/小学校低学年の部/優良賞

「くらやみにひそむりゅう」

 伊藤 颯汰(山形市立第一小学校2年)

「りゅうの目のなみだ」(集英社)


 本当は、はじめからやさしいりゅうだったんだと思います。だけど、みんなにこわがられたり、きらわれたりしているうちに、こわいりゅうになってしまいました。そこがとてもかわいそうでした。
 この絵は、ひさしぶりに人間の子どもの声を聞いて、何だろうとほらあなの入口まで出てきたところです。
 くらやみの中に、りゅうがちょっと見えるようにくふうしてかきました。こわいかんじが出たと思います。