第21回 指定図書のご紹介

  指定図書は、お近くの書店にてお求めください。

小学校低学年の部

「たのしいたてもの」

  青山邦彦・作・絵

  教育画劇
  定価1,155円(本体1,100円)

 マンションになるはずだった建物の嘆きを聞きつけた建築家が、「じぶんでへやをつくりたいひとがここにすめます!」と看板を出した。鉄の職人に花屋、洋服の仕立て屋にお菓子屋などが次々にやって来て、喜びのあふれる楽しい建物が完成。


「小さなりゅう」

  長井るり子・作
  小倉正巳・絵

  国土社
  定価1,260円(本体1,200円)

 朝の浜辺で卵が割れて、赤ちゃんが生まれた。生まれてきたのはりゅう。りゅうが口から出す火は強い風や雨でも消えない。そこでりゅうの赤ちゃんはあらしの夜、火を吹いて自分が島の目印となり、まいごの鳥たちを助けることにする。


「はいしゃさんにきたのはだれ?」

 トム・バーバー・さく
 リン・チャップマン・え
 ひろはた えりこ・やく

 小峰書店
 定価1,575円(本体1,500円)

 歯医者が大嫌いなサム。診察台の下に逃げ隠れたサムに、先生は最近治療した動物の話をしてくれる。トラやクジラの歯の治療の話を聞きながら治療は順調に進む。終了後、ほめられたサムはひびが入ったカバの歯を借りて帰る。


「ペンギンのヒナ」

ベティ テイサム・さく
ヘレン K.デイヴィー・え
はんざわ のりこ・やく

 福音館書店
 定価1,365円
 (本体1,300円)

 南極の氷の上にすむコウテイペンギンのオスとメスが、卵を温めるしくみ、えさ探し、ヒナが生まれて巣立っていくまでの子育ての様子など、驚きに満ちた生態が、雰囲気のある絵とわかりやすい文章で、愛情深く描かれる写真絵本。


小学校高学年の部

「ハナと寺子屋のなかまたち
     :三八塾ものがたり」

  森山 京・作
  小林 豊・絵

  理論社
  定価1,575円(本体1,500円)

 江戸時代の寺子屋の話。祖父の始めた塾にハナは5人の仲間と通う。文字を覚え、遠出で冒険をし、日々たくましくなっていく子どもたち。友達との別れも経験し、豊かな自然のなか、日々成長していく姿がいきいきと描かれている。


「雨ふる本屋」

  日向理恵子・作
  吉田尚令・絵

  童心社
  定価1,365円(本体1,300円)

 ルウ子は雨宿りに駆け込んだ図書館から、不思議な「雨ふる本屋」に迷い込む。「雨ふる本屋」の本は、物語の種が雨を受けて本になる。店主ドードー鳥のフルホンさんは「このところくずれかけの本ばかりができてしまう」と嘆くが……。


「三つ穴山へ、秘密の探検」

 ペール・オーロフ・エンクイスト・作
 菱木晃子・訳
 中村悦子・絵

 あすなろ書房
 定価1,365円(本体1,300円)

 北欧の山深く、おじいちゃんと幼い孫4人、犬1匹が三つの洞穴がある山の探検に挑む。オオカミの親子やクマとの出会い。それを狙う密猟者たち。全員遭難の危機。みんなは力を合わせ耐える。大自然の試練と心の交流で子どもたちは成長する。


「ムスタファの村
   : イラク共和国」

 森住 卓・文・写真

 新日本出版社
 定価1,575円
 (本体1,500円)

 2002年イラクの病院で白血病の治療に来ていた少年ムスタファに出会った。イラクでは湾岸戦争以後白血病やがんの患者が増えた。戦争で使われた劣化ウラン弾が、ただ普通に平和に暮らしている人々の生活を破壊し、体をむしばんでいる。


中学校・高等学校の部

「空に唄う」

  白岩 玄・著

  河出書房新社
  定価1,365円(本体1,300円)

 新米僧の海生が初めての通夜で読経していると、死んだはずの女子大生が現れた。海生にしか見えない海生の声しか聞こえない同じ年の彼女との同居が始まる。水族館に出かけ、ともに新年を迎えた2人だったが……。


「ドリーム・ギバー:
       夢紡ぐ精霊たち」

  ロイス・ローリー・作
  西川美樹・訳

  金の星社
  定価1,365円(本体1,300円)

 夜中に寝室に忍び込み人間に幸せな夢を贈る精霊の物語。ドリーム・ギバーの新人リトレストは孤独に暮らす老婆と家庭の事情で里子に出されている少年を担当するが、悪夢を送る精霊を退け無事任務を果たす。


「ベルおばさんが消えた朝」

  ルース・ホワイト・作
  光野多惠子・訳

  徳間書店
  定価1,575円(本体1,500円)

 ベルおばさんが失踪した。息子ウッドローは祖父母の家に預けられる。隣家にはベルの姉ラブとその娘ジプシーがいる。母を無くしたウッドローと父を亡くしたジプシー。傷ついた2人の心の交流と成長を描く。


「望遠鏡でさがす宇宙人」

  鳴沢真也・著

  旬報社
  定価1,575円(本体1,500円)

 数ある星の中に、地球とよく似た天体はたくさんあると予想できる。雲をつかむような話に、本書は科学的に答えてくれる。日本最大の光学望遠鏡を使った研究を通して、地球外生物に関する疑問に答えてくれる。


「クラウディアの祈り」

  村尾靖子・著

  ポプラ社
  定価1,470円(本体1,400円)

 第二次世界大戦で離れ離れにされていた家族が、50年後、奇跡的に再会を果たした。だが、その裏には祈りと、人知れず流された涙があった。国や時代を隔てても変わることのない真実の愛の姿をたどる。